EAT CLEAN

今日から始まる新しい自分。食べ方が変われば、人生が変わる!

サプリメントはお金の無駄?

 

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サプリメントは意味がない?

 

美容のためにサプリメントを飲んでいる

という方も多いのではないでしょうか。

 

「忙しくてちゃんと食事から栄養が取れない」 

という現代人にとって、サプリメントは手軽で便利

ですよね。

 

2016年度の日本の健康食品・サプリメント市場規模は

推計1兆5,716億円。

健康食品・サプリメントの利用者数は5,784万人で、

1人当たりの平均購入金額は27,169円だそう。

 

1か月に約2300円サプリメントを購入している計算に

なります。

 

このデータに、こんなにサプリメントを飲んでいる人

が多いなんて!

とびっくりしてしまいました。 

 

 個人的に言わせてもらうと、ある一部の場合を除き、

サプリメントはお金の無駄遣いなのでやめたほうが

いいと思います。

 

 

実はサプリメントは使い方を間違えると、

カラダに負担になってしまうからです。

 

サプリメントは意図せず、特定成分を容易に

連続して大量摂取することができるため、

過剰摂取による悪影響がでる可能性もあります。

 

例えば、レバーやウナギなどに含まれるビタミンA。

ビタミンAの過剰摂取は、妊娠初期の胎児に奇形を

起こす可能性が高くなるのです。

 

 

野菜=サプリ ではない!

野菜には、ビタミン・ミネラル・食物繊維・未知成分

が含まれており、未知成分も含めて

これらがカラダの中で相乗効果を発揮しているのです。

 

一方、サプリメントは特定成分のみに着目し、

特定成分以外を化学的に除去しているため、野菜と

同じような効果は期待できません。

 

サプリメントに含まれる全ての成分を集めても、

野菜は作れないのです。

 

 

 

そもそも、私たちが食事として摂った食べ物は、

消化、分解、吸収されたあと、二つの道を辿ります。

 

ひとつは、エネルギーとなって身体をつくる材料となる道、

もう一つは身体の部分をメンテナンスする材料となる道です。

 

身体には、摂取したものが自然の物質でないと使うことが

できないという原則があります。

 

サプリメントは、化学物質として認識されます。

 

つまり、化学物質が吸収されても、ふたつの道どちらにも

使われないのです。

せっかくサプリメントを飲んでも身体に使われないどころか、

代謝するために肝臓を酷使してしまうのです。

 

 

検証結果を見てみよう

 

野菜サラダを食べた場合と、ビタミンCのサプリメントを飲んだ

場合とで、血液中に吸収されたビタミンCの濃度の違いを示した

実験結果があります。

 

 

ビタミンCが100ml含まれた野菜サラダを食べた場合

【1時間後】

 血液中に吸収されたビタミンC・・・食べる前の2.5倍

 

【2時間後】 

血液中に吸収されたビタミンC・・・食べる前の3.0倍

 

尿中に排出されたビタミンCの濃度は、

2時間後でも食べる前と比較してほとんど変化なし。

 

 

ビタミンCが100ml含まれたサプリメントを飲んだ場合

【1時間後】

血液中に吸収されたビタミンC・・・わずかに増加

 

【2時間後】

血液中に吸収されたビタミンC・・・変化なし

 

尿中に排出されたビタミンCの濃度は、2時間後、

食べる前の2倍に増加

 

 

つまり、ビタミンCのサプリメントは、飲んでも血液中に

吸収されにくく、わずかに吸収されたビタミンCもすぐに

尿中に排出されてしまうことが分かります。

 

せっかく高いお金を出して買ったサプリメントを飲んでも、

結局尿から排出されてしまうなんて、

もったいない!!

 

さらに、サプリメントとしてビタミンCを摂ると、体内で

ビタミンCが酸化し、有害な酸化型ビタミンCに変化する

ことも分かっています。

 

2013年には、アメリカの医師が

論文のタイトル

「もう十分:ビタミンやミネラルのサプリメントに金を

浪費するのはやめよう」を、

アナルズ・オブ・インターナル・メディシンで発表しました。 

 

「健康になりたいのなら、効果のないサプリメント

浪費するのはやめ、果物や野菜、ナッツ類、豆類、

低脂肪の乳製品などの食品を食べて運動すべき」

 

「悪い食生活をサプリメントで補えるなんて思うな。

サプリメントをたくさん摂取すればファストフードを

たくさん食べても大丈夫だなんて考えるべきではない」

 

と語っています。

このニュースは、アメリカ中のメディアで一斉に

取り上げられました。

出典はこちら

 

現代の栄養学が解明できているのは全体の5%

実は、現代の栄養学が解明できているのは全体の5%とも

言われます。

食品の中には、まだ分析されていない物質が多数あり、

私たちの身体は栄養素単体ではなく、自然の食べ物から

取り込んだ物質全体で生命を維持するようにできています。

 

食品から有効成分を単体で抽出したものをいくら取っても、

大して効果がないと言えるでしょう。

 

 

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科学がどれだけ進歩しても、自然を

騙すことはできません。

 

美しくなるためには、サプリメントに頼るより、

できるだけ多くの種類のナチュラルフードを

バランスよく食べることが一番なのです。

 

もしサプリメントを飲む場合には、同じ有効成分が含まれる

食べものと一緒に、適量を飲むことをおすすめします。

その方が吸収率が高いからです。

 

でも、やっぱり食べ物から栄養を取るのが一番。

 

ビーカーの中で栄養は作れないのです。