EAT CLEAN

今日から始まる新しい自分。食べ方が変われば、人生が変わる!

カロリーに意味はない

f:id:myconsulting:20180615163733j:plain

カロリー計算は無意味!あなたも今日から解放されよう

 

食べものに付きまとう「カロリー」という表示。

「食べたいけど、カロリーが高いからやめよう」

 

これだけ運動したのに、

「たった〇キロカロリーしか消費してないの?!」

とがっかりした経験もあるのでは。

 

結論から言うと、

カロリーに意味はありません。

 

むしろ、カロリーだけに注目して食事をコントロールすると、

かえって有害です。

 

これを知って、あなたも今日からカロリー計算から解放されましょう。

 

カロリーの定義とは?

そもそも、カロリーの定義とは、

「水 1 kgの温度を1℃上げるのに必要な熱量」です。

 

カロリーは、1883年にルブネルという科学者が考案し、

それが100年以上経った今でも使われています。

これだけ研究が進んでいるのに、まだ100年以上前の

学問を使い続けているは、ちょっと驚きですね。

 

では、カロリーの算式です。 

カロリー=食物を空気中で燃やして発生した熱量-同量の食物を食べて出た排泄物(つまり、ウンチです)を燃やして発生した熱量

f:id:myconsulting:20180615163906j:plain

具体的には、ボンブ熱量計(カロリーメーター)という機器

のなかに、熱量を計りたい食品(乾燥させてある)と酸素を入れ、

電熱線に電気を通して熱して燃やし、容器内の温度の上昇を測定し、

それを熱量に換算することで、カロリー数を測定します。

 

 

では、今からカロリーが無意味であることを説明しましょう。

 

でも、もっと直感的に感じたいなら、以下の質問を考えてみてください。

 

100kcal分のレタスを食べた場合と、

100kcal分の牛肉を食べた場合、

カラダに与える影響は同じでしょうか?

 

 

【カロリー栄養学が意味のない理由】

①身体の中で、「燃える」環境はない。

人間の体温は36℃前後であり、この温度では、脂肪も炭水化物も

「燃焼」することはありません。

つまり、人体内部で食物が「燃える」状況は存在しないのです。

また、細胞内の代謝と大気中の燃焼はまったく別の現象であり、

食べ物を空気中で燃やすことで、私たちの体内で行われる

代謝という状況を説明するのには無理があります。

 

②消化に使用するエネルギーが考慮されていない。

人間のカラダでは、消化をする際にエネルギーを使用します。

例えば、タンパク質は脂肪を消化する場合と比べ、5倍のエネルギー

が必要とされます。

調理方法や温度によっても消化に必要なエネルギーが変わりますが、

カロリー計算ではこのような概念が考慮させていません。

 

③体内で全てが吸収されるわけではない。

食べものがカラダに入ると、消化吸収されますが、体内に入ったもの

全てが消化吸収されるわけではありません。

 

 

例えば、炭水化物は、体内で糖質と食物繊維の2つに分けられます。

食物繊維とは、「体内で吸収できない炭水化物」のことで、

食物繊維は消化・吸収されないのでエネルギー源としては利用されません。

 

カラダがその食べ物からなにを作ろうとするかが問題

実は、食事をしたとき、その食事から、筋肉を作るのか、脂肪を作るのか、

骨を作るのか、を決めるのは、「ホルモン」なんです。

 

つまり、同じものを同じだけ食べても、その時分泌されている

ホルモンの影響で、脂肪になったり、筋肉になったり、骨になっ

たりするのです。

 

身体が、食べたものから筋肉とグリコーゲンを生成していれば、

アスリート体質になり、脂肪を作れば、肥満になるのです。

 

ドーピングの正体を知っていますか?

ドーピングとは、ホルモン剤の一種。

ホルモンがいかに筋肉量に関係するのが分かるかと思います。

 

いいホルモンを分泌するには?

 

f:id:myconsulting:20180615163843j:plain

では、分泌するホルモンを決めるのは、いったい何でしょう。

それは、食事と運動です。

 

つまり、何を食べるかは、どんなホルモンを分泌させるか

を決めるものでもあるのです。

 

では、どんな食生活をすればいいのでしょうか。

それは、インシュリンの分泌を抑え、レプチンの分泌を促す食事です。

 

インシュリンが分泌されると、脂肪細胞に糖が運ばれ、肥満の原因なります。

血糖値の上昇するスピードを計ったものが「GI値」ですね。

 

レプチンは、食欲を抑え脂肪燃焼を促すホルモンで、

満腹中枢に働きかけて食欲を抑制したり、交感神経の活動を

盛んにして脂肪燃焼を促し、肥満を防止してくれます。

 

また、運動により、成長ホルモンの分泌を促してあげることも

重要です。

 

従来のカロリー栄養学は、「食べ物だけ」を見つめて、「人間のカラダを無視」

しているのです。

ビーカーの中で計測した数値には、ほとんど意味がないのですね。

 

 

では、具体的にどんなものを食べればいいの?

それは、ずばり、CLEAN EATINGです。

まだ記事をご覧になっていない方は、ぜひ読んでみてくださいね。