「小麦」「乳製品」「卵」を2週間抜いてみよう!
これからご紹介するのは、自宅で簡単にできる遅延性食物アレルギーをチェックする方法です。
ただし、すべての食物を検査するのは不可能なため、心配な方は一度きちんと検査をするのをおすすめします。
遅延性アレルギーの検査キッドは、アンブロシア株式会社さんが販売しており、こちらから買えます。
私も思い切って検査しましたが、27,000円の価値は十分にあったと思っています。
検査キッドが届くので、自分で親指から少量の血液を採取して、シートに血液を付けて送り返します。
結果が届くまで約1か月間です。
でも、そんなにお金をかけられないというあなた、騙されたと思って、以下の方法にチャレンジしてみてください。
まず、小麦からスタート。
2週間、小麦を含む製品をすべて断ちましょう。
パンも、パスタも、ビザも、うどんやドーナツも。
2週間はご飯を中心とした和食を食べると決めれば、決して難しくはありません。
から揚げや天ぷらなどの衣にも含まれていますから、おかずには注意してください。
野菜や焼き魚を中心としたおかずを選ぶといいでしょう。
厳密にいうと、醤油には小麦が含まれていますが、アミノ酸に分解されており、醤油まで除去する必要はないかと思います。
2週間経ったころには、もう昔には戻りたくなかった
テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手は、
「2週間で、体重は軽くなり、身軽にもなり、動きが格段に良くなった。
思考も明瞭になった。
14年間悩まされてきた夜間の鼻づまりが突如消え去り、まるで生まれてから付きまとってきた煩悩が奇跡的に消滅したかのようだった。
2週間経った頃には、もう昔には戻りたくなくなっていた。」
と述べています。
体の感じはどうか、肌はどうか、今まで悩んできた不調に変化があったか。
注意深く観察してみましょう。
次が本当のテストです。
2週間後に、小麦をもう一度食べてみてください。
身体の反応を見るのです。
もし、再び肌が荒れてきたリ、だるい、頭が痛いなどの不調がぶり返してくれば、その食物に対して何らかのアレルギーを持っている可能性が高くなります。
体調に変化がなければ、その食物に対して遅延性アレルギーを持っている可能性は低いでしょう。
ノバク・ジョコビッチ選手はこの実験をした際、こんな状態だったと言います。
「グルテンを再び食事に取り入れた次の日、私は一晩中ウイスキーを飲んでいたかのような感覚に襲われたのだ!
ベッドをはい出るのがやっとだった。
めまいを覚えており、鼻づまりも再発していた。」
まさに、グルテンに対し強いアレルギー反応を持っていた証拠です。
こうして、小麦→乳製品→卵と2週間ずつ異なる食物に対しチェックしてみてください。
乳製品の場合には、牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリームなど乳製品からつくられているもの全てを抜きます。
遅延性アレルギーは、普段身体に良いと思い意識して食べているものにも症状が出やすいのが特徴。
心当たりがあれば、同じようにチェックしてみるのをおすすめします。
特定の食品を辞めただけで、健康的にダイエットでき、それまで感じていた不調がなくなって心も体も軽くなったら素敵ですよね。
体の不調には食生活が関わっているといっても過言ではありません。
・普段から肩こりがひどい
・疲れが取れなくて、整体やマッサージに通っている
・むくみがひどい
というような、一見食事と関係のないお悩みの方も、もしかしたら改善するかもしれません。
実際にやってみた結果は?
私も、「小麦」「乳製品」「卵」に遅延性アレルギーがあったことが分かり、それらの摂取をやめました。
その結果、1か月で体重が5kg落ち、それまで悩まされていた肌荒れや倦怠感などから解放されました。
肩こりや首凝りも、すーっと楽になりました。
まるで、ずっと背負っていた重りが取れたみたい。
今でも、基本的に「小麦」「乳製品」「卵」は食べていません。
(たまに誘惑に負けて食べることもあります)
でも、食べた途端、身体が重くなる感じがして、思考にモヤがかかる感じ。
気怠いといったらいいのでしょうか。
そして、翌日肌が荒れ(とくに口回り)、便秘になります。
また、食べた後の眠気がすごいです!
今まで食後に眠気に襲われていたのは食べ物が原因だったのか!!
と、初めて分かりました。
これまで医者に行っても体の不調が解決しなかった方は、遅延性アレルギーをはじめ、食べ物の可能性を疑ってみるといいかもしれません。
参考: