脳細胞を殺す「環境有害物質」を避けよう
今回も引き続き、
「HEAD STRONG シリコンバレー式 頭がよくなる全技術
からご紹介します！
重金属、溶剤、添加物など、神経毒にさらされると、
神経発生の比率が大幅に低くなり、既存の脳細胞が死んでいきます。
神経毒の多くは、ニューロンに影響を与えて、
脳機能の最大化にとって不可欠な化学的メッセンジャーである
神経伝達物質の使い方を変えさせる働きもあります。
つまり、なるべく毒を避けること、
カラダの解毒システムを高める策をとることが、
脳のパフォーマンスを向上させるカギなのです。
神経発生率を低下させる2つの「敵」とは？
神経発生率を決める最も重要な要素は、「食事」。
神経発生率を低下させる2つの食物は、二つあります。
それは、「糖」と、「酸化した（損傷した）脂肪」です。
酸化した脂肪は血中に入ると、炎症を起こします。
その炎症が、貴重なATPを生成する能力を鈍化させ、
血管内部を詰まらせ、脳への血流を阻害して、神経発生をのろくするのです。
では、「酸化した脂肪」とは何でしょうか。
それは、「トランス脂肪酸」や、キャノーラ油、コーン油などの「植物油」。
トランス脂肪酸は、液体の植物油をもっと安定させるために
水銀が加えられたときに生じます。
脳に炎症を起こし、免疫系を過活動にするのです。
ガン、認知症、アルツハイマー病、肝臓障害、不妊症、うつ病、、、
これらに共通することが分かりますか？
これらは、ミトコンドリアの機能障害が引き起こしています。
トランス脂肪酸の摂取は数多くの病気と関連しているといわれているのです。
トランス脂肪酸が含まれているのは、主に以下のとおり。
そしてレストランの使いまわされた揚げ油。
きちんと働かないかもしれず、
たまに食べることすらおすすめできない、とのこと。
怖いですね、、、、。
「糖類」も神経毒。アルツハイマーの原因？
糖分の多い食事で神経発生率が鈍化するのは、
血流中のインシュリン量が増加するからです。
インシュリンが多く出すぎると、脳も含めて体内のあらゆる器官が
弱められてしまうのです。
糖類は、アルツハイマー病の大きな要因となっており、
多くの医師が、アルツハイマー病を「3型糖尿病」と呼び始めたほど。
糖がカラダにはいると、膵臓は糖を代謝するために、インシュリンを生成します。
血中に糖が増えすぎると、それに対応して、インシュリンが生成されすぎます。
やがて、インシュリンの猛攻撃のせいで、
カラダが少量のインシュリンに鈍感になります。
それで、脾臓は、糖を少量しかとっていなくても、
大量のインシュリンを分泌し続けるのです。
分泌された余分なインシュリンは脳に殺到して、
重要なメッセージを洗い流し、ニューロンが互いにシグナルを送りあえなくなります。
その結果、
「明瞭に考える思考」や
「数週間前に覚えた作業を完遂する能力」を失うのです。
甘いものを食べると、機嫌が悪くなるのは本当
糖類は、神経伝達物質を攪乱し、脳内のドーパミン受容体の数を減らすことで、
機嫌を悪くさせ、イライラさせることが分かってきました。
これは薬物中毒に見られるのと同じ神経の反応なのです。
強力ですね。
おそるべき糖類、、、、
「砂糖」の弊害を良く理解し、甘いものはほどほどにすること。
炭酸飲料や、缶入りのジュース、コーヒーも要注意です。
缶入りのジュースには、角砂糖14個分が入っているとも言われています。
飲み物は、「お茶」か「水」、もしくは「無糖」のものを。
そもそも甘いものが食べたくなるのは、
ジャンクフードや、添加物入りの食品を食べている場合が多いです。
まともな食事を3食たべる。間食はしない。砂糖入りのドリンクを飲まない。
当たり前のことのようですが、これが本当に大事。
次回に続きます！
