40万部突破
医師が教える食事術 最高の教科書に書いてあったこと
こんにちは、暑いですね。
最近、医師が勧める食事法に関する本が多く出版されています。
「食事から健康になる」
というテーマで医学的見地から情報を発信してくれるのは嬉しい限り!
今日は
著者 医学博士 牧田善二
「医者が教える食事術 最高の教科書」をご紹介します。
「食事」は健康格差を生き抜く最高の教養
医学的に正しい知識を武器に自分を守る
以下、本文より引用
現代で生きる私たちは、縄文人が生き抜くために備えていたDNAをそのまま受け継いでいます。
消化・吸収のシステムも、それをコントロールする脳のシステムもなんら変わっていません。
だから、本来であれば、縄文時代にはなかった食べ物は口にするべきではないのです。
縄文時代にも、自然に生育しているそばなどの穀物も食べていたようです。
だから、米や麦などの雑穀自体は、私たちの消化・吸収システムにマッチしています。
ただし、精製したものはありませんでしたし、穀類を大量に食べるという習慣もなかったはずです。
ましてや、白い砂糖は存在していません。
白い砂糖を溶かした液体を飲むことなど、縄文人にはありえないことです。
そして、そのDNAを受け継いでいる現代人の私たちにとっても、ありえないことなのです。
(中略)
白いご飯よりも、玄米や雑穀を食べることがおすすめ。
そもそも白米とは、玄米から糠層と胚芽を取り除いたもの。
この糠層と胚芽に栄養素の95%が集中しており、
「玄米を100」としたとき、白米の栄養素はたった「5」しかありません。(!!)
江戸時代に、玄米から白米に変えたところ、栄養失調で「脚気(かっけ)」が
流行したことは有名ですね。
玄米は血糖値を上げにくく、ダイエットにもおすすめです。
画像引用元:http://okome-ranking.net/Okome_Genmai.html
また、問題なのが、砂糖。
暑い夏には、ついつい炭酸飲料やスポーツドリンクに手が伸びてしまいますが、
ペットボトル1本には、角砂糖10個~16個分の砂糖が入っています。
自然界には「精製された砂糖」は存在しません。
せいぜい甘いものが手に入ったとしても、「サトウキビ」や「果実」など、
糖分だけでなくビタミンや食物繊維も一緒に取れるものだけだったはずです。
精製された砂糖は血糖値を一気に上げるため、
肥満の原因となります。
栄養ドリンク、スポーツドリンク、野菜ジュースもNG
「時間のないビジネスパーソンのために」とすすめられる、
栄養ドリンクもスポーツ飲料も、
縄文人のDNAを受け継いでいる私たちの体にとって、ありえないものなのです。
あり得ないものが体に入ってきたとき、あなたの体に何が起きるでしょうか。
「これ1本で1日分の野菜がとれる」というジュースには、
肝心な食物繊維が不足しています。
しかも、味を調えるために野菜以外の果物など、余計な糖分も入っています。
1日分の野菜は、1日かけてちゃんと食べればいいではありませんか。
「手軽に健康」を求めて、手軽に不健康を手にしているビジネスパーソンのみなさん、どうか気づいてください。
栄養ドリンクやサプリメントは、もともと自然界に存在しません。
栄養素を単体で抜き出して、それが濃縮されている、というのは
とても不自然な話なのです。
だから、摂取したとしても、分解するために肝臓に余計な負担をかけ、
尿から体外に排出されてしまいます。
気になる方は、こちらもどうぞ。
他にも、
・カロリーと肥満は関係ない
・コレステロール値は食事でほとんど変わらない
など、常識を覆すようなことが書いてあります。
この続きはまたお伝えしますね!