EAT CLEAN

今日から始まる新しい自分。食べ方が変われば、人生が変わる!

目的から逆算するな!2300年前のアリストテレスの教え

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この2日間は、朝から晩まで、勉強。

教室に缶詰状態で、経済、金融、資産運用のことを勉強してきました。

 

 

大学は経済学部卒業、就職先は、銀行でしたし、

そのあと自分でひととおり資産運用もしたので、

金融には興味があるんですよね。

 

投資の醍醐味は、

「歪み」を見つけ出す、というところだと思います。

 

本質的な価格と、マーケットでの価格との「差異」にチャンスがある。

 

つまり、知ってるか、知らないか、

本質を見抜けるか、見抜けないか、です。

 

 

その知る努力、本質を見抜く努力をした人だけが、利益を手にできる。

成功している人は、他の人が知らないことを知っている、のです。

 

 

でも、知っているだけできない。

実際にやるか、やらないか。

 

 

立ち止まっている人は、永遠に知ることができない世界。

普通の人が、知らない世界。

こんな世界があったら、私は真っ先に行ってみたいと思います。

好奇心しかない。(笑)

 

並外れた結果を出している人、

世界を変えるサービスを作っている人、

そういう人と同じ世界に行ってみたい。

 

 

不可能と思えることが可能になる世界に行ってみたい。

 

 

今まで自分がそういう世界に行けるなんて考えてなかったけど、

願っていればきっと行ける、と本気で信じられるようになりました。

 

 

 

人生を制限しない

 

食にかかわる仕事をすると決めてから、

金融からは離れようかと思ったけど、それは自分が勝手に考えている

制限だな、と気づきました。

 

「ひとつのことに集中しなければならない」という妄想。

 

でも実際には、いくつ会社を経営したっていいし、

いくつもの人生があってもいい。

 

「こうでなければいけない」というのは、すべて自分の妄想だったんではないかと。

 

 

実際、今日講義をしてくれた人は、

投資のコンサルティング会社や、映画のプロデュースや、配給会社、

他にも20社以上を経営していて、

やっているものは、全く分野が違う。

 

でも、それぞれ成功されています。

 

 

今私が楽しいと思えるのは、

「オーガニック」と「金融」。

こう並べてみると、すごい異質。(笑)

 

だけれども、きっと自分にしかできない何かがあるはず。

やってみようと思います。

 

 

 

資産運用は、「資産」の定義から

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ここからちょっと投資の話。

 

 

あなたは、「資産運用」の「資産」とは、いったい何だと思いますか?

 

 

「資産とは、お金を生み出してくれるもの」

 

 

自分が寝ているときも、遊んでいるときも、

自分のかわりに一生懸命働いてくれるのが、「資産」。

 

会社は、自分のかわりに、優秀な社長と社員が朝から晩まで働いてくれています。

それに投資するのが株式。

不動産は、自分のかわりに、誰かが働いてお金を払ってくれています。

それが不動産。

 

資産は、基本的に3つしかありません。

「株式」

「債権」

「不動産」

 

資産運用の本質は、これらの資産に対して資金を投入し、

資産を生み出すということ。

 

けっして、「まぐれ」や「景気に左右されるもの」ではありません。

いつの時代も右肩上がり。

原理原則に乗っ取っていれば、失敗しようがありません。

 

最近では、資産運用の本質を勘違いして、投機やテクニックに走っている

ことが多いように思います。

 

 

世界一の投資家、ウォーレンバフェットは、

次のように言っています。

「並外れたことをしなくても、並外れた業績を達成することはできる。」

 

派手なことをしなくても、お金持ちにはなれます。

ただし、時間がかかる。

 

けれども、たいていの人は、時間がかかることに耐えられなくて、

途中でやめてしまうそうです。

 

 

 

 

2300年前のアリストテレスの教え

 

今から2300年前、アリストテレスは、

 

「将来の目的を最優先にした行為」のことを

「キーネーシス(運動)的な行為」と呼び、

 

「将来の目的を度返しし、今この瞬間に集中する行為」のことを

エネルゲイア(現実活動態)的な行為」と呼んで、

 

次のように言いました。

 

 

「快楽は、本来、活動(エネルゲイア)にほかならず、それ自身目的(テロス)なのである。」

 

「キーネーシス的な行為」は、今の自分の楽しみを犠牲にして将来の自分のために備蓄するような行為のことです。

 

 

 

真面目なあなたは、

「キーネーシス的な行為」こそ、計画的で将来の不安を減らすもので、

 

エネルゲイア的な行為」は、刹那の快楽に任せ、一瞬一瞬を生きるために将来への不安を積み残すものだと考えるかもしれません。

 

 

 

 

将来の目的を度返しし、今この瞬間に集中する

 

 

ところが、実際はその逆。

 

エネルゲイア的な行為」は、

「今、自分にとって楽しく充実しているという状態」で、

それがそのまま「すでに成し遂げた成果」になる。

 

 

目的を度返しして、プロセスにのめりこむことが、

目的の達成を優先する思考よりも、良い結果を生み出す、ということなのです。

 

 

「キーネーシス的な行為」のように、

最初から良い結果を狙う目的から逆算して、今やるべきことをやるというのは、賢いように見えて、

実は「今この瞬間」に没頭していないだけで、「今この瞬間」に没頭している人よりもパフォーマンスが落ちてまう。

 

 

自分が楽しいと思えることを一生懸命やる。

その積み重ねが、もっと先に自分を連れて行ってくれる。

 

楽しくないと、続かないですもんね。

 

 

自分のまわりを、ワクワクする人、ワクワクすることだけにすると、

本当に人生が楽しくなります。

 

 

 

まずは、ワクワクしないことをやめてみる。

やらなければならない、という義務感を捨ててみる。

 

 

ちょっと、心が軽くなる気がしませんか?

あなたの人生がワクワクすることを願って。