EAT CLEAN

今日から始まる新しい自分。食べ方が変われば、人生が変わる!

「遺伝子組み換え」を避けるべき確実な理由

 

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遺伝子組み換えってなんで悪いの?

 

遺伝子組み換え作物GMOs)の摂取を避けるべき環境上の理由はありますが、

いまいち、身体への影響が分かっていない人も多いのではないでしょうか。

 

 

そもそも遺伝子組み換えとは、

生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子だけを取り出し、

植物などの細胞の遺伝子に組み込むことで、新しい性質を持たせることをいいます。

 

例えば、味の良い品種に乾燥に強くなる遺伝子を組み込むことで、

味が良く乾燥にも強い品種ができる。

美味しいし、収量も増えて、農家さんも大助かりというわけで1996年ごろから本格的に商業栽培が始まりました。

 

 

 

大豆の86%は遺伝子組み換え

2015年現在、全世界の

大豆作付け面積の83%、 

とうもろこし(コーン)の29%、 

わた(綿)の75%、

カノーラの24% が遺伝子組み換え作物となっており、

 

日本で販売、流通が認められているものは、食品8種類、添加物7種類です。

 

<食品>

わた(綿)

パパイヤ

なたね(菜種)

とうもろこし(コーン)

大豆

てんさい(砂糖大根)

アルファルファ

じゃがいも(ばれいしょ

 

 

これらの食品の裏のラベルに「遺伝子組み換えでない」などと書いてあるのを見たことがあるはず。

 

 

他にも「キモシン」「αアミラーゼ」など7種類の添加物でも遺伝子組み換えが認められています

 

 

以前、足にできた傷を外科見てもらった際、

「これ高いんですけど、傷がすぐ治りますから」

といってもらった薬がありました。

(自費治療だったからか、10000円ほど。)

 

ふと家に帰ってみてみると、

裏のラベルには「遺伝子組み換え」の文字が。

 

医療の現場でも遺伝子組み換え技術が使われているのにはかなり驚きました。

 

 

 

 

ラベルで全てが分かるわけではない

 

遺伝子組み換え作物やそれを原料にした食品には表示ルールがあり、

商品のラベルに記載があります。

 

表示する義務があるのは、

加工食品の材料の上位3品目以内で、

全重量の5%以上を占めるもののみ。

 

つまり、それ以下なら表示しなくても良いことになっています。

 

 

また、組み替えられたDNAおよびこれによって生じたタンパク質が、

加工後に最新の検出技術によっても検出できない加工食品の表示義務はありません。

 

 

例えば、表示義務のない加工食品は以下の通り。

 

<表示義務のない加工食品>

醤油・大豆油・大豆たんぱくを含んだ調理食品

コーン油・コーンスターチコーンスターチを使ったお菓子など

 

 

 

また、遺伝子組み換え農作物と遺伝子組み換えでない農産物が分別されていない農産物を原材料とする場合、

「遺伝子組み換え不分別」という標記をすることになっています。

 

 

一方、EU(欧州連合)では、法律で混入率を0・9%以下とし、遺伝子組み換え原料を使えば、食用油を含め、すべての食品に表示を義務づけています。

家畜の餌も表示対象です。

 

 

 

 

IQを低下させる遺伝子組み換え食品

 

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ここで、遺伝子組み換えの危険性を、脳への影響という観点で見てみたいと思います。

 

 

遺伝子組み換え作物はほぼ例外なく「ラウンドアップ」を使用しています。

このラウンドアップは、有機リン酸化合物として知られる除草剤の一つ。

 

ちなみに米環境保護局(EPA)は有機リン酸化合物を

「ハチ、野生生物、人間にとって激しい毒性がある」と認定しています。

 

たとえ少量にさらされるだけでも、

胎児や子供の神経行動学的な発達へ悪影響があると考えられていて、

 

赤ちゃんが子宮内で低濃度のこれらの除草剤にさらされたとき、

IQが低下し、学習と記憶の領域に一生障害が残るそう。

 

有機リン酸化合物は、神経伝達物質アセチルコリンを分解する酵素

不活性化し、これらの変化は不可逆的に起こるため、

いったん不活性化させた酵素は元の働きを取り戻すことはありません。

 

 

有機リン酸化合物が、この神経伝達物質の適切な量を維持する人の能力を破壊し、

身体が余計なアセチルコリンを除去できなければ、筋肉が緊張し、

シナプスに負担をかけてしまいます。

 

また、有機リン酸化合物それ自体も、ミトコンドリアに損害も与えることが分かっており、

5つのミトコンドリア複合体をすべて変化させ、

ミトコンドリア膜を引き裂き、ATP生成を低下させ、

細胞の抗酸化防御システムを乱し、細胞を死滅させてしまうそう。

 

 

つまり、脳が上手く働かなくなり、

忘れっぽくなったり、集中力が下がったり、エネルギーが低下したり、いらいらする原因になるのです。

 

食べものが原因で、「幸せ」や「喜び」を感じる力が弱くなって

充実した人生が送れなくなる、というのは、私たちにとって最大の損失ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、IQといえば、「水銀」でもIQが低下することが分かっています。

 

水銀は重金属の中でも極めて毒性が高く、

ミトコンドリアが酸化ストレスと戦うのに必要な抗酸化物質を減らし、

炎症、細胞の損傷、ミトコンドリア不全を起こすことで、IQを低下させます。

 

水質汚染の影響で、魚介類に水銀が含まれているのは珍しくありません。

 

水銀は魚の組織に蓄積されるので、

食物連鎖ピラミッドの高いところにいる魚ほど、

危険な濃度の水銀を含む恐れが強くなります。

 

 

 

もともと、遺伝子組み換えは、収量が増え、生産コストが下がるといって、販売されました。

しかし、同時に、健康に悪影響を与える危険性があったり、

土地や水質汚染の可能性、有機農業、従来型農業と共存できないなどの問題も抱えています。

 

 

この本のことはこちらの記事でもご紹介しています。

 

myconsulting.hatenadiary.jp

 

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真実を知って、しっかり自分の頭で判断したいものですね。

 

 

HEAD STRONGより一部参照:

この本は、20万部を売り上げた

シリコンバレー式 自分を変える 最高の食事」の続編です。

ご興味のある方はぜひ。

 

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