人間にプログラムされた8つの欲求
私の考えの根底には、
「人間は、動物である」っていうのがある。
と、いうのは、環境問題や食の安全の問題について、
工業的な手段に頼りすぎてないだろうか、と思うからです。
例えば、水耕栽培。
水耕栽培の一つの方法に、
蛍光灯やLEDなどの人工光源を使用する「人工光型」があります。
完全に室内で育てるので、農場というよりは、むしろ工場。
出典:http://ikka-danran.com/2018/01/16/水耕栽培は画期的だが大きなリスクも。問題点と/
そもそも食べるというのは、自然のエネルギーを取り込むこと。
太陽のエネルギーや、土のエネルギー、水のエネルギー。
だから、人工的な環境で、それっぽい野菜が出来ても、
意味がないのでは、と思ってしまう。
おそらく栄養価もあまりないんじゃないか。
だから、「食べる」という行為は、
自然に根差したものでなければいけないな、と思うわけです。
人間はロボットではありませんから。
きっとこれは侵してはいけない「聖域」なんだと思います。
時代は変わっても、消費者心理は変わらない
人間には、以下の8つの欲求が生理学的にプログラムされているそう。
1、生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
2、食べ物、飲み物を味わいたい
3、恐怖、痛み、危険を免れたい
4、性的に交わりたい
5、快適に暮らしたい
6、他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
7、愛する人を気遣い、守りたい
8、社会的に認められたい
出典:
人間の行動原理は1つしかない。
それは、「痛みを避けて快楽をもとめる」ことだ、と
ジェームススキナーさんからも教わりました。
何が「痛み」で
何が「快楽」か、
その根本はこの「生理学的」なものだと思います。
これのうち、いくつ提供できるか、
それが新規事業のカギだな、と思うわけです。
同じく、重要な部分があったので本から抜き出しておきます。
人がモノを買う理由を理解するには、人について知り、
人の本質というものに敏感になるべきだ。
人がどのように考え、どのように生きているのかを知り、
その日常生活を左右する基準や習慣に精通しなくてはいけない。
人が何を欲し、何を必要としているのかをきちんと把握し、
この2つを区別できるようにならなくてはいけない。
テストによって実証された消費者心理の原則を自分のものに
しようという意気込みがあれば、人がモノを買う理由が
分かるようになる。
自分に言い聞かせます!